dancept2の日記

あやしうこそものぐるほしけれ

音楽

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Music & Arts(M&A)のクナのブルックナーを聴く(その五)

CD6 :九番(ベルリン・フィル/1950 年 1 月 30 日) 28 日(さいしょの方に航空機の飛行音)ではなく、30 日の有観客の方。このときが戦後クナのベルリン・フィル復帰公演シリーズということらしい。クラウス・ラング(著)『チェリビダッケとフルトヴェン…

Music & Arts(M&A)のクナのブルックナーを聴く(その四)

CD5 :八番(ベルリン・フィル/1951 年) もとの手持ちはアウディーテからリリースの『クナッパーツブッシュ& BPO/RIAS 録音集 1950-1952』(Ⓟ 2010)から *1 。ドイチュラント・ラジオ提供の「オリジナル・マスターテープ」(76cm/s)を使用との由。

Music & Arts(M&A)のクナのブルックナーを聴く(その三)

この CD は当セットの白眉ではないか。これまでのは正直、熱心なファン向け、録音の良いデッカのスタジオ盤があれば良くね?的な……こうした印象は、このたび改めて聴き直して大いに修正されたところではありますが。

Music & Arts(M&A)のクナのブルックナーを聴く(その二)

このセット(Ⓟ 2011)含む当方の手持ち CD や多くの音盤で九月八日バーデン=バーデンのデータが使用されていたが、2016 年にニューヨーク・タイムズに掲載されたエッセーをきっかけに三月十日ベルリン録音に見直された模様 。

Music & Arts(M&A)のクナのブルックナーを聴く(その一)

M&A がリリースした『クナッパーツブッシュ指揮ブルックナー交響曲&ワーグナー選集(Hans Knappertsbusch conducts Bruckner Symphonies and Wagner Selections)』、2011 年リマスタリングの、新しい方のボックス。

『ベルリン・コンサートホール・ガイド』の告知から——ベルリン・フィルのマーラー交響曲第九番の公演(その一)

『ベルリン・コンサートホール・ガイド』Führer durch die Konzertsäle Berlins 第52巻第15号(1972年4月1日-15日)。偶然、ドイツ国立音楽研究所 Staatliches Institut für Musikforschung(SIMPK)*1 のアーカイヴを/ではっけんしました。1920 年創刊の…

著者によるカラヤン評:ウェルナー・エールマン『ベルリン・フィル物語』(立風書房、1977年)から

「IX 章 ヘルベルト・フォン・カラヤン」より。こちらでも前任者フルトヴェングラーが引き合いに出されるが、対比的に描かれる。フルトヴェングラーに関して著者は

著者によるチェリビダッケ評:ウェルナー・エールマン『ベルリン・フィル物語』(立風書房、1977年)から

グズグズしてるうちにスカラ座公式サイトの「歴史的遺産」 “L'Archivio Storico” が削除されてしまい……。なので、というわけでもないが、著者エールマン(1901-1985)*1 によるカラヤン評ならびにチェリビダッケ評を少々ご紹介したく。

フルトヴェングラーの言葉:ウェルナー・エールマン『ベルリン・フィル物語』(立風書房、1977年)から

「Ⅴ章 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー」より。むしろ、既に最後迄造型された他人の作品のほんの機微に至る迄磨き抜かれた細部を追うべきである。[……]その道を特徴づけるのは、即興――すなわち自由な展開――ではなく、完成した作品の細部を苦労して拾い集…

エルヴィン・ジョーンズ「ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」を語る +2:デトロイト。チャーリー・パーカー現る

ただただ、すばらしかった。[…]彼は本当に——しなかった——考えることすらしなかった。人間以上かそれ以下かだった。信じられないような——彼は信じられないような人だった。(p. 27)

エルヴィン・ジョーンズ「ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」を語る +1:「第三回ドラム合戦」での騒動を語る

国立アメリカ歴史博物館「スミソニアン・ジャズ・オーラル・ヒストリー・プログラム」のインタビューから。脚注の方にけっこうな分量書き込んでいた内容をかくにんしておきたいということもあり、こちらを先につまみ食いすることにしました。原テキスト 83 …

エルヴィン・ジョーンズ「ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」を語る

AB[アンソニー・ブラウン]:J. J. ジョンソンとの仕事もしたんですか? EJ:そう、J. J. と仕事をする前は、タイリー・グレンと 52 番街やレキシントンにあるラウンドテーブルで仕事をしたんだ。エンバーズは角を曲がったところだった、こういうクラブはみ…

エルヴィン・ジョーンズ「ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」を語る -1(マイナス・ワン)

エルヴィン・ジョーンズが、スミソニアン博物館の「オーラル・ヒストリー・インタビュー」でソニー・ロリンズの名盤、『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』に参加した経緯を語っていた。前段の J. J. ジョンソン・クインテットでの北欧ツアーのはなしも面白かっ…

東京ガーデンシアターお給仕

とうとう「ご帰宅」いたしました BAND-MAID TOKYO GARDEN THEATER OKYUJI であります。おほほ。コロナもありましたが、そうでなくてもロックコンサートは何年ぶりなのだか思い出せないのみならず、数年前であればまさかのガールズバンドのライヴに足を運ぶこ…

「私はこの世に忘れられ」大全集(?)(その九)

セーナ・ユリナッチ / Sena Jurinac (1921–2011) イルムガルト・ゼーフリート / Irmgard Seefried (1919–1988) リーザ・デラ・カーザ / Lisa Della Casa (1919–2012) エリーザベト・シュヴァルツコップ / Elisabeth Schwarzkopf (1915–2006) リューバ・ヴェ…

「私はこの世に忘れられ」大全集(?)(その八)

ブリギッテ・ファスベンダー / Brigitte Fassbaender (1939–) タティアナ・トロヤノス / Tatiana Troyanos (1938–1993) マリリン・ホーン / Marilyn Horne (1934–) ジャネット・ベイカー / Janet Baker (1933–) マウラ・モレイラ / Maura Moreira (1933–) モ…

「私はこの世に忘れられ」大全集(?)(その七)

アン・マレー Ann Murray (1949–) ヤルト・ファン・ネス / Jard van Nes (1948–) ドリス・ゾッフェル / Doris Soffel (1948–) 白井 光子 (1947–) フェリシティ・ロット / Felicity Lott (1947–) マルヤーナ・リポフシェク / Marjana Lipovšek (1946–) ジェシ…

「私はこの世に忘れられ」大全集(?)(その六)

ルネ・フレミング / Renée Fleming (1959–) ジェニファー・ラーモア / Jennifer Larmore (1958–) アリソン・ブラウナー / Alison Browner (1957–) クリストフ・プレガルディエン / Christoph Prégardien (1956–) ヴァルトラウト・マイヤー / Waltraud Meier …

「私はこの世に忘れられ」大全集(?)(その五)

アンゲリカ・キルヒシュラーガー / Angelika Kirchschlager (1965–) カタリーナ・カルネウス / Katarina Karnéus (1965–) ラッセル・ブラウン / Russell Braun (1965–) ペーテル・マッテイ / Peter Mattei (1965–) クリスティーネ・シェーファー / Christine…

「私はこの世に忘れられ」大全集(?)(その四)

クリスティアン・ゲルハーヘル / Christian Gerhaher (1969–) ヨナス・カウフマン / Jonas Kaufmann (1969–) ユリアーネ・バンゼ / Juliane Banse (1969–) ジョイス・ディ・ドナート / Joyce DiDonato (1969–) ミカエラ・カウネ / Michaela Kaune (1968–) ア…

「私はこの世に忘れられ」大全集(?)(その三)

モニカ・メデック / Monika Medek (1979–) アガタ・ズベル / Agata Zubel (1978–) ノルベルト・エルンスト / Norbert Ernst (1977–) クリスティアンネ・ストーテイン / Christianne Stotijn (1977–) ギュンター・グロイスベック / Günther Groissböck (1976–…

「私はこの世に忘れられ」大全集(?)(その二)

アストリッド・ノルドシュタット / Astrid Nordstad (1990–) エロイーズ・マス / Héloïse Mas (1988–) フィリップ・スライ / Philippe Sly (1988–) ヴァンニーナ・サントーニ / Vannina Santoni (1987–) サラ・トローベル / Sarah Traubel (1986–) サッシャ…

「私はこの世に忘れられ」大全集(?)(その一)

男の女々しさ——というのは形容矛盾になるのか、それ以前にポリコレ的に不味いことになりますか、それに女々しいで片付けられては世のマーラー好きにもどつかれますわね。やはりとくに終盤 "Und ruh' in einem stillen Gebiet!—静かなる地に安らいでいる—" か…

海外のリアクション動画から

BAND-MAID の YouTube リアクション動画おもしろいですね。 正直そこまでかぁ?とおもわせられないこともない動画もないこともないのだが(ややこしい言い回しだ)——というかリアクション動画(ファンの PV も見込める)とはそういうものなのか——このバンド…

スカラ座のアーカイヴから(その二:チェリビダッケ)

下記続き。 dancept2.hatenablog.com 写真は Google Arts & Culture にアップされているものから適当に数枚ずつ選んでリンクし、スカラ座アーカイヴの当該公演資料へのリンクも掲載した。そちらで各公演タイトルをクリックすると演奏会データが表示され、さ…

スカラ座のアーカイヴから(その一:カラヤンとチェリビダッケ)

ちょっとびっくりしました。がっちりと握手の後、なごやかに談笑(?)。 artsandculture.google.com artsandculture.google.com Google Arts & Culture にアップされていた。記事欄には二枚とも Title: Concerto Herbert Von Karajan - Sinfonia N.5 In Do …

アルゲリッチ久々のショパンのソナタ

いまさらですが、情報に疎く存じませんでした。このご時世ということで引き受けたのか、無観客ということで OK したのか、あるいはその両方だったのでしょうかソロ・リサイタル(やレコーディングも)期待したいですが…。 ハンブルク交響楽団が開催した「『…

ブリティッシュ・パテの古いオーケストラ映像から(番外編)

下記番外編。検索に出てきたがテーマから外れるので見送った動画から。イヴォンヌ・ルフェビュールやメニューイン兄妹、ルービンシュタインなど。ほかにも個別に検索すればいろいろありそう。パテのサイトはボツになった未公開映像もアップされているような…

ブリティッシュ・パテの古いオーケストラ映像から(その五:1970~80年代)

下記続き、オーケストラに関する映像も減って来る(なにかとイスラエル・フィルが話題である)。もっとも、この頃になるとブリティッシュ・パテのアーカイブ全体も減って来ているのかどうか。VTR 音声の劣化(?)も戦前フィルムのサウンドトラックよりひど…

ブリティッシュ・パテの古いオーケストラ映像から(その四:1960年代)

下記続き。六十年代も東欧のオーケストラが多く、調べ物が多くなった。コンドラシン、オイストラフ、ロストロポーヴィチが文化使節(?)として大かつやく。第二次大戦で破壊されたホールなどの再建や、音楽祭の話題など。今回も(同タイトルで)YouTube に…