dancept2の日記

あやしうこそものぐるほしけれ

レナード・バーンスタイン

「私はこの世に忘れられ」大全集(?)(その九)

セーナ・ユリナッチ / Sena Jurinac (1921–2011) イルムガルト・ゼーフリート / Irmgard Seefried (1919–1988) リーザ・デラ・カーザ / Lisa Della Casa (1919–2012) エリーザベト・シュヴァルツコップ / Elisabeth Schwarzkopf (1915–2006) リューバ・ヴェ…

「私はこの世に忘れられ」大全集(?)(その八)

ブリギッテ・ファスベンダー / Brigitte Fassbaender (1939–) タティアナ・トロヤノス / Tatiana Troyanos (1938–1993) マリリン・ホーン / Marilyn Horne (1934–) ジャネット・ベイカー / Janet Baker (1933–) マウラ・モレイラ / Maura Moreira (1933–) モ…

「私はこの世に忘れられ」大全集(?)(その一)

男の女々しさ——というのは形容矛盾になるのか、それ以前にポリコレ的に不味いことになりますか、それに女々しいで片付けられては世のマーラー好きにもどつかれますわね。やはりとくに終盤 "Und ruh' in einem stillen Gebiet!—静かなる地に安らいでいる—" か…

ブリティッシュ・パテの古いオーケストラ映像から(その三:1950年代——「動く」ミルドレッド・ミラーなど)

下記続き、前回は三十年代四十年代をひとまとめにしたく長くなり過ぎ…戦前の映像は残っているだけでもの珍しかったが、このあたりになってくると演奏シーンが短すぎてもの足りなかったり。なお、パテのサイトはレスポンスがうまいちで、はてな標準の「ブログ…

英グラモフォン誌:カルロス・クライバーのベートーヴェンの第7の録音は、その「古典」の地位に値するのだろうか?(その二)

上掲後半です。AF-C 氏、当方も少なくとも最終小節はアルコの方が好きですが、「けいれん(twitches)」ですか。DG 氏言うように四十年も経過して、その後いろいろな演奏も出てますしね。久々に聴いて失望したと(しかしながら、この記事ではクライバーのラ…