2003/06 – Wiener Philharmoniker · Pierre Boulez (Cond); Musikverein, Wien. [6:58] これは手元に CD あるのだがあまり記憶になく(汗)、あらためて聴いてみるとゆったりと平穏なかんじが出ていて伴奏ともども非常に美しい。1979年のイヴォンヌ・ミントン/LSO との録音(未聴)はみつからなかった。ちなみに掲載チャンネルが "Provided to YouTube by Universal Music Group" の「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 - トピック」だったりする。
2016/06 – Nederlands Philharmonisch Orkest · Marc Albrecht (Cond); NedPhO-Koepel, Amsterdam. [6:26] オケ伴にも関わらず歌手の柔らかい表現が印象に残る。セッション録音ならではということかもしれないが伴奏も繊細。
2011/07/26 (Live) – Hatizmoret hakamerit (Israel Chamber Orchestra) · Roberto Paternostro (Cond); Stadthalle, Bayreuth; Arrenged by Dietrich Henschel for voice and orchestra). [6:38] イスラエル室内管とともにバイロイトで行なった、Historical Moment in Bayreuth『バイロイトの歴史的瞬間』と題されたライヴ・アルバムから。
2014/01/25 (Live) – Warszawskiej Grupy Cellonet · Andrzej Bauer (Cond); Studio Koncertowe Polskiego Radia im. Witolda Lutosławskiego, Warszawa; Arranged for soprano and eight cellos by Andrzej Bauer.*1[6:03] 伴奏アレンジものはニガテ、なのだがチェロ(8人)だけだと統一感もあり…アウトロのポルタメントなど身をよじるような。
2000/05/27 (Live) – Orchestre Symphonique de La Monnaie · Marc Soustrot (Cond); Salle Henry Le Bœuf, Palais des Beaux-Arts, Bruxelles. [6:14] エリザベート王妃国際音楽コンクール(第一位)、ファイナルでのステージ。
2018/02–03 – Paul Rivinius (Pf), Nicola Birkhan (Vn); Bavaria Musikstudios, München; Violin solo devised by the performers, based on Mahler’s orchestral version. [5:52] ニコラ・ビルクハンはバイエルン放送響の第一ヴァイオリン奏者との由。
2000/05/26 – Orchestre Symphonique de la Monnaie · Marc Soustrot (Cond); Salle Henry Le Bœuf, Palais des Beaux-Arts, Bruxelles.*3 [6:09] エリザベート王妃国際音楽コンクール、ファイナル(このときウイナーとなったマリー=ニコル・ルミューのステージは上に掲載)。
男の女々しさ——というのは形容矛盾になるのか、それ以前にポリコレ的に不味いことになりますか、それに女々しいで片付けられては世のマーラー好きにもどつかれますわね。やはりとくに終盤 "Und ruh' in einem stillen Gebiet!—静かなる地に安らいでいる—" からの音楽はしみます。しかし作者が男性という先入観もあってか男声のほうが男の孤独感といいますか、あるいは諦観でしょうか、より引き立つような気がしていたわけでございます。交響曲にフィルアップされることもあってけっこう手元にもあるものの、ことにバーンスタインが伴奏を付けた男声ふたつの録音でいいやという。
ひとことでいうなら<慟哭>でしょうか思いのまま独走するバーンスタインを前にフィッシャー=ディースカウが、それを押し返すようなかんじがよいんですな。この組み合わせでなければ——なんでもそうだと云われればそうですが——成し得ない演奏でしょう。最後の "In meinem Lieben—私の愛の中で—" 直前の不協和音の炸裂は強烈。この崩壊感。アルペジオのはずが…やり過ぎ?、イイんです。
? (Released on 2020/07/24) – Mary Bevan (Sop) · Nick Deutsch (Ob); St. John the Evangelist, Islington; Arranged by Clytus Gottwald and rescored by Blake Morgan.*7 [6.52]