dancept2の日記

あやしうこそものぐるほしけれ

SME の著作権申し立てに異議を申し立ててみたよ(その後)

(下記続き——五年ちかくも経っての後日談で(苦笑)。)

かなり以前の記事で内容的に古く、「申し立ててみたよ」の記事(2017-12-29)に「(ご参考)」として掲載した申請画面も現在では変わってしまっている(基本的には同じですが)。いまだにアクセスもあるようなので削除しようかともかんがえていたものの、その後変化があったことが分かったのでこちらでご報告しておくことにいたしました。


いつステータスが変わっていたのかは?ですが、「なんということでしょう」現時点では SME著作権申し立てによる「一部の国[244か国]でブロック」が、「制限はありません」に変化していた(下図)。

▼ 現在の「動画の著作権の詳細」(YouTube Studio)

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▼ 以前(異議申し立て前)の「動画の著作権の詳細」(クリエイターツール)

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(「申立人」「ポリシー」欄が「動画への影響」となり、カーソルを当てると「著作権者」が表示されるよう変更されている。)

とは言え SME の主張自体は成されたまま(それに対する当方からの SME への「異議申し立て」結果も表示されている)。スズメの涙ではあろうが「244か国」でも SME がちゃっかり「収益化」ということでしょう。おもて(?)の動画説明欄には、「アーティスト:Lili Kraus 」*1 、「ライセンス:SMESony Classical の代理); Audiam (Publishing)」と表記されている *2

ちなみに Orchard Music と UMG 分も含め、「著作権申し立て」の「対象範囲」あるいは「一致」は変わっておらず(SME では 14:59 - 17:54)、当該動画に関しては Content ID 上のアルゴリズムが変わったというようなことはなさそう。

SME がぜんたいのポリシー見直し等を行なったのか、定期的(?)に見直しているのか、あるいは、それらの際に当方からの申し立てが考慮(ありそうもない気はするが)されたのか *3 。いずれにせよ、ヴァレンティーナの記事(2017-12-21)でも少し触れたが、放置しておいても「制限」が変更されるということもあるようだ——じっさいにブロックが解除されたのかは未確認ですが(「アナリティクス」の当該動画で全期間の視聴回数も見てみたが、いっかんして PV が多くないこともあって顕著な変化点は見当たらず(苦笑)。つい最近変わった??)。

なお、もともと日本からのアクセスはブロックされておらず、英語タイトルにはしているものの当チャンネルぜんたいでは(当該動画はサンプル不足のためかデータがない)日本からの視聴がもっとも多かったりする(約20%。続いてアメリカ約10%、イタリア約6%)。

また、「ブロック」ではなく「収益化不可」となっていた動画 *4 もチラっと見てみたところ、以前とは「申立人」——現在では「著作者」と(いったん認めて?)表記されている——が変わっている、あるいは取り下げられているものもあるようだ。ヴァレンティーナの記事で触れた "SET ME ON FIRE" であるとする、楽曲に対するナゾの主張はすべて取り下げられていた。


そのヴァレンティーナのチャンネルも停止されているようで。ウクライナ侵攻絡みでなんかあったりしたのあろうか(Wikipedia日本語版)によれば、それ以前から親ロ的な発言が目立っていたようではある)。

[追記]その後チャンネル復活し、11月13日には久々に動画を投稿した模様。naïve からリリースのアルバムの予告編 (をようやく公開できたということか。説明欄のリンク先(Amazon)によれば、"Date First Available ‏ : March 4, 2022" とある)。

www.youtube.com

なお、Wikipediaロシア語版)には、現在(2022年6月)彼女は 「ドネツク民共和国」の市民権を受け入れ、モスクワに在住とあった。


*1:じっさいには Friedrich Gulda 。

*2:少なくとも日本からのアクセスでは Orchard Music と UMG からの「ライセンス」はなく、代わりに Audiam (Publishing) となっている。こちらか:「Audiam はデジタル複製コレクション・エージェンシーです。私たちは音楽出版社自費出版のソングライターのために働いています」

www.audiam.com

*3:なにかツールでも用意されているのか、ポリシー見直しともなるとメンテがたいへんそうではある。

*4:もとより当チャンネルは収益化はしておりませんが。