dancept2の日記

あやしうこそものぐるほしけれ

バリー・ホワイト/ラブ・アンリミテッド・オーケストラ「愛のテーマ」などスカイ系3題

悪いことに YouTube サーフィンが止まらないのだが(苦笑)、「クロスオーバー」(前エントリ)でおもいだすのは「今日いちにちのエピローグ」こと『クロスオーバーイレブン』(NHK-FM)ですわね。アジムス *1 の『ライト・アズ・ア・フェザー』(1979年)より「フライ・オーヴァー・ザ・ホライズン」( “Vôo Sobre O Horizonte” )。(トラック4、15:25 - )

この曲、別というかオリジナルのバージョンがあり、同番組でも使われていたと今回知った(当時はまだ聴いていなかったのか記憶なし)。1977年の『涼風』( “Águia Não Come Mosca” )収録。こちらの方がずいぶんとブラジリアン・テイストが強いですね。

嗚呼なつかしや、同じくテーマ曲につかわれていた、こちら(わずかに記憶あり)にも行き当たった。オンエアされてたのを聴いて以来ではなかろうか。茂木由多加、「スカイ・ラブ」。

となると城達也さんの『JET STREAM』から「ミスター・ロンリー」の流れになるのだが、我々世代としてはこちらも探さずにはいられない。バリー・ホワイト/ラブ・アンリミテッド・オーケストラ「愛のテーマ」。この猛烈な郷愁はなんなのか(笑)。ワウワウ・カッティングが目立ちますが、よく聴くとそのバックでのミュートしたギターもいいですね。

*1:そいや “Azymuth” てポルトガル語だと「アジムチ」でしょうかね英語でも “Azimuth”(方位角、カセットデッキの調整なんかで出てきた)はアジマスとカナ当てされる。彼らもデビュー当時は “Azimuth” と名乗っていたらしい。

アマデウス・エレクトリック・ストリングス・カルテット

YouTube のおすすめより。ルーマニア出身の美女四人組、もちろんアマデウス弦楽四重奏団とは無関係である。小生ヴァイオリンの低音が好きという変わった趣向の持ち主なのだが、エレクトリック・カルテットということでちょっと期待してしまった。

が、クロノス・カルテット(のジミヘンなどのカバー)すら不満な当方には、期待外れなのであった。まぁこのサムネイルで予想はしていたのだが(それでももちろん観に行きましたとも(苦笑)、ほかのに少しは期待したわけです。

この曲後半、軽くエニグマ風(?)どこかのワールドミュージックなコーラスが入ったりしますが、(エニグマの)マイケル・クレトゥてルーマニア出身だそう。

で、ほかのですが、だいたいにおいてクラシック曲にビートを強調したアレンジ(ことに打ち込みなどで)を施すというのが好きではない。踊れなきゃということで必然的にそうなりますが要するにユーロビートですわな。『四季』から「夏の嵐」なども、せっかく「電化」してるのにユルいなぁ。

ビジュアルは置いといて(良いにこしたこたぁないが(笑)、どなたかディストーションぎんぎんのハード・エレクトリック・ストリング・カルテットやってくれないものか。

公式サイトのバイオによれば、2000年デビューということで結構長いのね。実際には彼女たちも後期ベートーヴェンバルトークなどを演りたがってたりするのかも知れないが??(ブカレスト国立音楽大学出身ですぞ)、ここは、めんどうなこと言ってないで見目麗しゅう四人の演奏をすなおに楽しめばよろしいということで。

同じビジュアル系(?)クラシック・クロスオーバー(というらしい)のカルテットにボンド(bond)というグループがあって、オーストラリア人とイギリス人のメンバー(公式サイト)。こちらも2001年結成ということだが、ぜんぜん知らんかった。日本のCMやドラマにも曲が使われ来日もしてるらしい。これしか観てないが、こっちの方が好きかも(ケバいからという訳ではない)。

※ そういえば(単なる)「クロスオーバー」というジャンル別けの用語もあまり聞かなくなったような。カテゴリに置いときましょう。

J.J.ジョンソン・クインテット/「ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン」

『ヴィヴィアン』(1992年)より。勝手にジャケット連想シリーズやってるのだが海つながりで曲へ。ジャケットの方は、なにか成金趣味っぽいカンジが(「個人の感想です」)あまり好きではない。「ジャケット」カテゴリーには入れないことにした(笑)。

J.J. Johnson (tb)
Rob Schneiderman (p)
Ted Dunbar (g)
Rufus Reid (b)
Akira Tana (ds)

この頃テッド・ダンバー(よく知りませんがライフタイムに居たの?。素敵な演奏です)以外のメンバーでコンコード・ジャズ・フェスティバルに来たんだったか。リズム隊は単独でもアルバム録音してたみたいですね。

J.J.はこの曲をその45年前(!)、チャーリー・パーカーのDialセッションで吹き込んでて、こんなワタシでもやっぱパーカーすげー、ですが過剰なかんじが(ミュージシャンにそういう気にさせる曲のようですが)。演奏時間も録音状態も違うがJ.J.は断然『ヴィヴィアン』のがいい。亡くなった奥さんの名を冠したゆっくり目の曲ばかりのアルバムで、中でもこれはJ.J.の想いを強く感じさせる演奏。暖かみのあるトロンボーンのサウンドに、滑らかで自在なフレージング。今聴いてもホレボレします。終盤軽くテンポアップして余裕の表情。軽く外すが気にしない(笑)。この部分フェードアウト早すぎやしないか。

Dialセッションにはマイルスも参加していたのだった。しかしここは5年後ワンホーンで演奏したこっちで。BN『ヤング・マン・ウィズ・ア・ホーン』(1952年)/『マイルス・デイヴィス第1集』(1955年)より。10インチ盤第2集のジャケットが使われてますが、後ろにJ.J.が写ってますね。

かんてん粉「個人の感想です」

実におなかの具合が良い。一日朝夕約1グラム、朝日粉かんてん40gに付いていた小さな匙で1杯ずつ。みそ汁やスープに足すだけ。さすがにお茶やコーヒーに入れると気になりますが、ほぼほぼ無味無臭、汁物なら影響ない。高価なサプリに比べれば実に安い。

文部科学省『食品成分データベース』の食品成分ランキングによれば(成分:食物繊維総量)、寒天粉の食物繊維含有量は100グラム中79グラム。

海藻類は、水溶性/非水溶性の分析が難しいらしく内訳は不明。このバランスも大事らしいが、当方の食生活には寒天粉でバランスが合うということだろう(体内で吸収するので水分補給も重要らしい。それとじゅうぶん加熱した方が良いようだが細かい(?)ことは気にしない)。

近所のスーパーで40グラムと80グラム入りのを売ってるのだが、通販は単体の買い物では200グラムくらいのにしないとトクしないかんじか。

ニュー・オーダー/「リグレット」

ヴァンダ・サーの『ヴァガメンチ』のジャケットで思い出した。ニュー・オーダー/『リパブリック』から。手元にCDがあるハズだが、左側の不穏な様子は当方の記憶から完全に消えておりました。

イントロのシンセとガチャガチャしたギター・リフがスイッチして切り換わるカンジがニュー・オーダーっぽい。でピーター・フックの揺ら揺らとしたベースと、ドタドタしたドラムスが入って来てニンマリ。つかみはオッケーてことで、ニュー・オーダー版「スタート・ミー・アップ」だな(ちがうちがう)。

当方ニュー・オーダーは世代的にドンピシャで、エレクトロ系(でいいのか?)唯一好きなバンドだった。このアルバムの頃から揉め出してプロフアイコンに拝借したバンドのような様相に…。すっかり疎遠になってましたが、2015年にアルバム出してたのか。

そこはかとない狂気(?)を感じさせる『権力の美学』ジャケットも好きだった右上の幾何学模様が、アナログ時代の当時にして「現実がバグった」感を醸し出してたのも秀逸。「ユア・サイレント・フェイス」。

フェルナンダ・タカイ/「小舟」

いやー今年の夏も実に暑い。はやくもバテバテであります。ここは日系ブラジル人のフェルナンダ・タカイが、爽やかなアレンジで「小舟」をカバーしたPVなどを。日本語化した歌詞のぎこちなさ、発音のたどたどしさに脱力感が増しますがマイナスになってないとおもいます(ブラジル人にどう聴こえるのかは?ですが)。

フェルナンダのことは実はよく知らないのだった(汗)。で、「小舟」は作曲者ホベルト・メネスカルがヴァンダ・サーと演ってるライヴがアップされてたよなと見に行ったんですが(このコンビむかーしむかし、今は亡きよみうりランドEASTで開かれた「ゲッツ・ボサノヴァ」という夏フェスで観たのだった)、こっちが出てきたから、これでいいや(笑)。夏にピッタリではないですか。ボサノヴァのイメージを体現したアルバムから。

おっと「小舟」の方は御大の演奏を貼っておきましょう(1:08:48 - )。バックの時代がかったアレンジは好みが分かれるところでしょうけど(当方はビックリ?させられて結構好き)ジョアンはいつものように完璧ですね。

ドイツダービーの暗雲:ネット時代の馬券販売と「グローバル化」

ヴィントシュトース勝利でいくつか現地のメディアの記事を眺めていたのだが、ちょっと気になるニュース。

ドイツダービーの暗雲 | NDR.de(北ドイツ放送)

観客12,500人。ダービー開催の売り上げが、今年はハンブルクでのG20や悪天候もあって開催が短縮されたようだが、それでも5日間で26万ユーロ。寂しいというか厳しいですね。ネットに売り上げを持っていかれたが、しかもそのほとんどが海外のブックメーカーのため主催者側には還元されない、といったことらしい *1

そもそもネットだろうが実店舗だろうがブックメーカーからの還元なんて少ないもんだと思うのだが(昔イギリスは売上の1パーセントなんて言われてた気が。今はそんなことないとおもうんですが)、ネットの場合は加えて海外勢が強いので、まったく収益にならないということらしい。

これも「グローバル化の弊害」か(笑)。おかげで気軽にいろいろな賭けが楽しめるようになった半面、そのような環境を提供できる企業に利益は集中し、その企業が海外であれば、地元の主催者に利益は還元されない。

ひっくり返すとブックメーカーは海外レースで売上げた方が得ということに?。

以下このへんのしくみにまったく不案内なので見当違いかもしれませんが、少なくともブックメーカーは売上対象を仕分けて課金されてるんでしょう。例えばイギリスであれば例の「1パーセント」を競馬の主催者に還元するが、選挙への賭けの売上を競馬に還元したりはしない。

で、もちろんブックメーカーは最終的に利益が出れば(普通なら)法人税を納めますが、イギリスの税務当局はそうやって法人税納めてもらった方が得ですね。ドイツの主催者に「上納」させてしまうより。

あるいは海外主催分も含めて、「競馬は競馬」ということで売上を括って「上納」するのだろうか。これだとイギリスの主催者が儲かりますね。

ドイツの状況を信じるとすれば、各国の競馬主催者は、ここらをうまく調整するしくみを、政府にも働きかけて構築する必要がありそうです。海外分も含めた売上から「上納」されているのであれば、受け取った主催者は国毎に仕分けて分配しあうようにするとか。

この産業を持たせるには、馬券売上からの資金還元が欠かせません。JRAも海外競馬の馬券販売で儲けようとしているように、基本的には各国主催者がいろいろと努力すべきことでしょうけれど(JRAは保護も権限も規模も巨大だからなぁ)。

*1:コメント欄、曰く「もう競馬は時代錯誤」「動物虐待ハンターイ」。